今日は「左脇」の日
今朝の出来事。
8時半過ぎ、知らない固定電話からの1本の電話。
「プー(公衆電話の音)あ、もしもーし、俺、オレオレ」
「・・・」
こんな時間に電話、しかも公衆電話、
とくれば、
息子が学校で何かやらかしたに違いない、
しかも電話をかけてくるとなると、
何か私が動かなければならないに違いない、
それなのに、
何が「もしもーし」だ、「俺、オレオレ」だ。
悠長か。
「もしもーし、聞いてる?あのさあ、今日さあ、俺、間違ってジャージ(プツ)」
プーップーップーッ。切れた。10円しか入れてない。
10円しか入れてないのに、しゃべり方がまったり。
悠長か。
ジャージ、というキーワード。
ジャージの日だったのに間違えて制服着て行った?
いや、息子は今日ジャージを着て行った。
じゃあ、ジャージを着て行ったのに制服だった?
息子の部屋に入り、制服を探してみる。
無い。
いつも掛けてある黄色いハンガーに、掛かって無い。なぜ?
再度コール音。
「もしもし俺だけど今日ジャージ着て来ちゃって制服の日だったんだけど」
さっきより早口。素直か。
この場合「もしもし俺だけど」は要らない。律義か。
「何で制服いるの?ジャージで1日いとけばいいんじゃないの?」
「いや何でって、えっと、」
あ、何でとか聞いてる場合じゃない、これはゴメン。
「制服無いけどどこ?」
「あるよ、あるある。あるって。えっと、あれ?あ、そうだ、タンス」プーップーップーッ。
まただ。なぜ10円しか入れない。30円くらい入れとけよ・・・
あ、持って行ってないのか。
タンス?制服を?タンスに?
今までハンガーにかけてあったのにまさか?
あった。
息子、なぜ、制服を、タンスに入れる・・・?
シワシワになってるじゃないか・・・!!
なぜ、学ランを、こんな小さく畳む!?
なぜ、ズボンを、プレスの向きに沿って畳まない!?
何のためににあるハンガーだよ!!!
再々度、コール音。
この、切った後すぐに掛けてこないのは、もしかして10円ずつ誰かに借りてるのか?
「あの、タンス、タンスにある、あるから」
焦ってる。まあ、気持ちはわかる。
すぐ切れちゃうからね。
「あったよ見つけた」
「持ってきて!!お願いします!!」
「どうやって渡したらいいの?授業中でしょ?」
「あっ・・・えっと・・・」プーップーップーッ。
お約束か。
再々々度、コール音。学校の電話番号から。
「担任の○○ですー、すいませんお母さん、幸之介、公衆電話切れちゃったみたいで(笑)
幸之介からの伝言で、『制服はタンスに入ってる』そうです(笑)」
いや、見つけたってさっき言ったよね(笑)
「こちらこそ申し訳ありません・・・今日制服使うんですか?」
「いや、一応規則として、制服違いした場合は、
可能であれば朝、親に届けてもらうことになってるんですよ」
はー、何かそんなこと入学の時聞いたな。
ジャージも学ランも制服だから、「制服違い」って、言ってたな。
ってことは、4月から今まで一回も間違えなかったのか。
まあまあやるじゃないか(←違う)
「すみませんでした・・・それで、どのように渡したらいいですか?」
「学校玄関のインターホンでその旨言ってもらえれば、
そこで先生か事務が出て受け取りますのでお渡し下さい」
「ありがとうございます、お手数おかけしました」
っていうかあの子、いっつもクラスメートと一緒に学校行ってるよ。
なぜ、友達が制服だと気付かない?
しかも、ものっすごい早い時間に家出て、始業20分前くらいに学校到着してるよ。
なぜ、途中で帰ってこない?
っていうか、っていうか、
相変わらずツッコミどころ満載過ぎて、呆れる通り越して笑える息子ですが、
一番のポイントはこれ。
なぜ、制服を、タンスに入れる?
しわになるでしょうが!
何かきっと、とってもどうでもいい理由で、タンスに仕舞うことにしたんだろうな。
私が毎日部屋を片付けろ片付けろって言ったからかな。
そこは片付けなくていいところなんだけどな。
とりあえず、明日から、小銭くらいは持っていくように言っとこう。
(学校に届けたところ、職員室の前に置いてあった公衆電話は、
テレホンカードの使えない、昔ながらのオレンジピンクのタイプでした)
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